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 4_02 ログハウスの6ヶ月点検 ブログトップ

ログハウスの「6ヶ月点検」実施 [ 4_02 ログハウスの6ヶ月点検]

ログハウス本体を建築して、昨年末で6ヶ月が経ちましたが、今のところ雨漏りや隙間風などの不具合もなく住み心地も快適で満足しています。

今回のログハウスを購入したBIGBOX社では、車でいう定期点検と同じように、建築して6ヶ月後、1年後、2年後と3回の定期点検が行われることになっているようです。現在、特に問題があるわけではないのですが、今後ログハウスのメンテナンスを行う上でのチェックポイントを教えてもらいたいこともあるので「6ヶ月点検」を依頼しました。

BIGBOX社の監理者でいつもお世話になっている金澤さんに早速連絡をとって、1月中旬に「6ヶ月点検」を実施してもらいましたので、その状況についてご紹介したいと思います。

■ セルフビルドでもメーカーの定期点検は受けられるのか!?
基本は、ログハウスの建築を請け負った場合に定期点検を実施されるのですが、今回のように施主がセルフビルドした場合には、施主にも施工責任の一端があり必ずしもメーカーに全ての責任があるということにはなりません。しかし、施工時にはメーカーからの助言/サポートを受けてきていることもあり、通常と同じように定期点検を実施していただけました。やはり、セルフビルドの場合でも、このようなアフターサービスを受けられると安心ですね。

■ 定期点検のポイントとは?
定期点検は、ログハウス特有のセトリング(settling)に伴う影響の確認というのが重要なポイントになるようです。
「セトリング(settling)」とは、ログハウスの壁が、ログとログの重ね部分の食い込みや乾燥によるログ自体の収縮と自重によって下がる現象(30~40mm)で、建築後、1~2年で落ち着くと言われています。

具体的には、以下のような項目について点検していただきました。、
① ログのセトリングによって、壁自体が収縮し、下がってくるために起きる不具合のチェック
  ・ログとログの隙間の広がりの有無
  ・ノッチ部の隙間の有無
  ・ログ壁に取り付けているガス配管や雨樋の変形の有無
  ・キッチン壁などに施工したタイルや目地のひび割れの有無
② ログ材表面(屋外壁・屋内壁)のひび割れと雨水の浸入など
③ 土台基礎のひび割れの有無
④ 床下の給排水配管からの水漏れの有無
⑤ ドアや窓の開閉状況のチェック
⑥ すきま風の有無のチェック
⑦ 雨漏りの有無のチェック

■ 実際の点検の状況
点検に当たっては、特に計器を使用するといった方法ではなく目視による確認です。

① セトリングの影響確認
・ログとログの隙間が拡がるなどの変化もなく問題なし。また、ノッチ部(ログとログが交差する部分)の隙間も特になし。隙間が出来るとそこから雨水が浸入したり、すきま風の原因となることがあるようだ。ノッチ部分には、パッキンとコーキング材を入れているので、その効果がでているとのこと。
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ログ壁の状況

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ログ壁の状況

・ログの締め付けボルトのゆるみ具合チェック→これまでに私の方で適時増し締めしているため問題なし。
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妻方向の締め付けボルト

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屋内の母屋を固定しているボルト

・ログ壁に固定しているガス配管にも特に変形等の異常なし。
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ガス管に圧縮方向の力がかかっていないかチェック中

・雨樋の取付部にも特に変形等の問題なし。→ 念のため、雨樋の固定バンドを一度外して締め直しした。
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ログ壁に取り付けた雨樋

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雨樋固定バンドを一度外して再固定

・キッチンのタイル壁の目地のひび割れ等についても今のところ問題なし。
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台所のタイル壁

② ログ材表面(屋外壁・屋内壁)のひび割れと雨水の浸入など
・屋内、屋外とも何カ所かにひび割れはあるものの、そこから雨水が浸入するような状況にはなっていないので問題なし。今回使用した角ログ材(幅92㎜x高さ162㎜)は、表面に割れが生じてもログ材の幅方向全体には割れが進行しないので雨水などが侵入することはまず無いとのことでした。いずれにしても継続して観察したいと思います。
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屋外のログにひび割れが散見

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ログの屋内面にもひび割れ

③ 土台基礎のひび割れの有無
屋外と床下に入り、特にひび割れなどが無いことを確認した。問題なし。
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屋外の基礎で一番高くなっているところ

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床下からも基礎の状況をチェック


④ 床下の給排水配管からの水漏れの有無
床下が高いので、一緒に床下に入り目視にてチェック。特に水漏れ等の発生もなく、問題なし。
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床下の風呂・洗面所の給排水管の状況

⑤ ドアや窓の開閉状況
・ドアや窓はセトリングを受けない取付になっているので、ここでのチェックポイントは、ドアや窓のフレームの歪み等による開閉不具合だが、今のところ問題なし。

⑥ 隙間風の有無チェック
これは、特に計測器具があるわけではないので、日頃使っている私自身がどう感じているかと言うことになるが、今までのところ隙間風が入って寒いという経験もなく、問題なしとなった。
今回のログ積みでは、各ログの間にはコーキング材を塗布しているので、それが良かったようです。

⑦ 雨漏りの有無のチェック
これも屋根裏を直接確認することは出来ないが、特に現象として天井に雨水のシミができているとか、しずくが落ちるということも発生していないので問題なし。
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雨漏りしやすい天窓廻り


■ 「6ヶ月点検」を終えて
以上の通り、特に問題もなく推移しているようでとても安心しました。ログハウスではセトリングという現象があるため、通常の家屋とは違って日常から建物の状況を注意深く観察しておくことが大切だと感じました。早く問題点に気がつけば早期対処も可能ですので。余り神経質になる必要はありませんが・・・ 
特にセルフビルドしたものにとっては、自分の施工が正しかったのかどうしても不安がつきまといますが、今回のようにメーカーからの点検を受けることで安心できます。今回の点検では一緒に立ち会い、チェックすべきポイントなどについてもアドバイスいただきながらの有意義な1時間でした。金澤さん、どうも有り難うございました。

■ 今後のメンテナンス計画
次回の12ヶ月点検は半年後ですが、その他に早速デッキの塗装を考えています。通常デッキの塗装は3年毎、ログハウス本体は5年毎と聞きます。ログハウスの寿命は、無垢の材木が露出していますので、材木の表面に塗装することで撥水や防腐効果を維持しており、ログハウスの寿命が塗装によって決まるといっても過言ではないようです。
特にデッキ部分は雨ざらしになるため塗料の撥水効果の劣化も早いようで10年くらいで交換との話も聞きますので、ちょっと早めですが、この夏にはデッキ部分の第一回目の再塗装を計画しています。塗装をこまめにすることでどの程度ライフを延ばせることが出来るのかチャレンジです。
ログハウスはメンテナンスには手間がかかりますが(一般住宅でも同じかな!?)、その作業の大半は自分で出来る作業でもあり、また楽しいみでもあります。
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